実はこの二つの車両、よく見るとパンタグラフの形が微妙に違うのです。 といわれても分からない方がいると思いますので、パンタグラフをアップして出します。
分かりますでしょうか?同じひし形ですが、少し形が違うのです。 ちなみに、左が1719Fの物、右が1619Fのものです。
左のパンタグラフは、菱形でも最近作られた車両や改造された車両に多く、1700番台や4連の白幕車、 1649F、1545F、600系、2000系、都営5300系などに搭載されており
右のパンタは、菱形で初期に作られたもので、1000系や今は無き700系、800系、1500の鋼製車 8連の界磁チョッパ車など、少し年代が古いものに使われています。
実は、右のパンタは左のパンタより架線を支える腕が多いため、 腕を少なくし,空気抵抗を少なくしようと取り替えているのでしょう。
尚、今のところ京急車に交差パンタは使用されてないようです。